2015年04月14日

US沿岸警備隊アラスカ

から出てる4kwのラジオファックス局NOJがやけに強力に入感している。12.4106Mhz-USBであるが春になって波長の短いバンドの伝播状況が良くなりつつある証左と思われる。

NOJ_ALASKA_201404141057utc_12.4106.jpg受信機:icom IC-R75
アンテナ:ALA1530 0-180度指向

図はベーリング海の結氷状態の5日間予測


posted by ぐ at 20:32| Comment(0) | 業務放送局

2014年04月20日

US沿岸警備隊NMG その2

NMG_Lousiana20140420_12.788.jpg短波というのは不思議なもので、近頃はアメリカ沿岸警備隊ニューオリンズの気象FAX(NMG)電波が12.788MHzで感度を増している。出力4kwの割には何とか地球の裏まで届いている。但し時間帯は限られ、ルイジアナの夜明け前=日本の夕刻といった双方の電離層が夜間の性質を持つ間ということになる。中間の大平洋は夜中なので伝播は良好なはずである。 日本から大圏地図で見るとほぼ同方向、等距離のボストンの電波がほとんど届いていないのとは対照的で、おそらくはアンテナの張り方(指向方角)が違うせいであろう。

今日は長時間の概要気象概況(TEXT)がほぼ全文解読できる状態でデコードできた。この局のFAX文字が解読できることは結構珍しい事である。

どう考えても大西洋の天気概況を知っても飯は食えんのだが・・・
posted by ぐ at 21:16| Comment(0) | 業務放送局

2014年03月31日

八重瀬ディファレンシャルGPS局

gesashi.jpg夜中目が覚めたのでどうという気はなかったのだが、アンテナがたまたま西南西(日本列島両端方面)に向いていて1.669MHzUSBに同調を合わせてみたら、船舶気象通報(海上保安庁灯台ラジオ)の慶佐次ディファレンシャルGPS局の時間帯のはずのくせに聞きなれないコールサインが聞こえてきた。「やえせ」とかゆうとる。 調べてみると慶佐次は廃局になり3/26から沖縄本島南部の八重瀬町(摩文仁の近く)にGPS局が移設になっていた。 慶佐次GPS局はもともと米軍管轄地の中にあり辺野古の近在であるが、普天間移設と関係あるのかしら??

ちなみに空中線電力が50wから70wに上がっているらしいが、目くそ鼻くその類で東京から見れば微弱電波には変わりない・・・。


そこそこ明瞭であったが、普段は聞こえない宮古島(石垣市)も入感していたので伝播状態が良い夜であったのであろう。

posted by ぐ at 20:46| Comment(0) | 業務放送局

2014年03月26日

US沿岸警備隊NMG

沿岸警備隊の基地のうち、チェサピーク、ニューオリンズ、カリフォルニア、アラスカ、ハワイからは無線気象FAX、上記に加えてグァムからは音声で気象放送を外洋船向けに放送している。

NMG20140326_12.788.jpg久々にニューオリンズのNMG局にチューニングすると信号があったのでPCにつなぐとこんな感じでデコードできたのだが、FAX音を短波に載せて運ぶとやはり少し変形してしまうようだ。

沿岸警備隊のWEBの画像と比べるとこんな感じであった。(12.788MHz、0825UTC、大西洋波高図)
posted by ぐ at 17:59| Comment(0) | 業務放送局

2014年01月09日

New Zealand MET

newzealand_fax20140109.jpg永らくアンテナを南北方向に向けていなかったので、人力回転装置でループアンテナを90度回転してみた。 13.5505Mhzでニュージーランドの気象ファックスを受信したが、冬の割には信号強度はそこそこであった。 なんでかは知らんが、短波帯では冬は長い波長、夏は短い波長のバンドが良好のようである。 このFAX信号の出力は5KWしかないので、音を画像に復調できれば良い方である。

newzealand_fax_web20140109.jpgニュージーランドの海洋気象予報を含む天気予報はMeteorological Serviceという会社がすべての配信を受け持っている。 会社は政府の持ち物であるが株式会社が正式な気象警報を出すシステムは少ない例かもしれない。 サイトで入手した受信FAXのオリジナルは左図の通りであるが、どうも南半球の地図はピンとこない・・・天気は東からやってくるんだろうか?
posted by ぐ at 23:21| Comment(0) | 業務放送局

無指向性無線標識

飛行機が方向を探知するのに無指向性無線標識(NDB=Non-Directional (Radio) Beacon)という電波を使用する。受信側は自動方向探知装置を使用し電波の出どころとの角度を計算しつつ飛行するそうだ。NDBは中波を使用するが現在では旧式で新しいものはより精度の高いVHF(超短波)を使用するVOR無線標識に代わっているそうである。

標識はモールスによる識別信号とAM変調音で構成され、近在では自衛隊の新立川NDBが入感するがどのNDB送信局も出力は微弱なもののようである。我が家では新立川しか入感しない。 飛行機では2か所の信号の交点を現在地として使用する。

新立川NDB信号366KHz(モールスTN=新立川の識別符号)
posted by ぐ at 00:04| Comment(2) | 業務放送局

2013年10月03日

TBSのお化け

TBS.jpg荒川土手を自転車で走っていると笹目橋付近に戸田競艇に並んでTBSの送信アンテナが建っている。 その付近ではラジオを聴いているとどこを回してもTBSが混信する。 これは強電界によりラジオの回路が同調外で共振しているようなものだが、ひょっとしてそこではコイルとスピーカーだけで音が鳴るかもしれない。アンテナ直下の家庭ではいろんな現象が起こっているのではないだろうか、と想像したりもする。

我が家はこのアンテナから5kmの位置にありTBSの954KHzの倍数に相当する周波数ではしょっちゅうTBSが混信している。長波帯の119KHzなんかでもちゃんと?TBSが鳴っている。 近似の方向に米軍のAFN(810KHz)距離3km、NHK第1(594KHz)距離35km、があるので受信機回路内でのお化け(と称する)混信は短波の低い周波数帯では結構厄介なものである。

ant-recv_basic_diagram.jpg左は我が家のラジオセットの構成であるが、中波帯も受信域に含んだアンテナと受信機の中間にはハイパスフィルター(磁石に電線をまいた回路=理屈はよくわからん)という中波帯より周波数の大きい電波を通す器具が入っている。つまり中波帯の周波数の電流を弱めてしまう回路である。 こいつが結構優れもので、カタログ値とは相違があるが1500KHzより周波数の大きい帯域ではほぼ完ぺきに中波局混信を除去してくれる。

無線をやる人にとっては当たり前のことではあろうが・・・無駄話として。
posted by ぐ at 20:36| Comment(0) | ふつーのラヂオ

2013年08月19日

シングルレタービーコン

50年も前から途切れることなくモールスで1日中一文字を送信している局がある。 SLB(Single Letter Beacons)と呼ばれるものでロシアの複数の場所から送信されているらしいのだが、ソ連時代から継続されており、軍事訓練用かレーダー実験用か、はたまた純粋に電波の伝播状態確認用なのかいまだにはっきりした目的などは明らかにされていない。 詳細はWIKIにまとめられているが、極東地方の電波は割合簡単に受信できる。時々暗合符が混じるという話もあるが、確認したことはない。

衛星通信が発達した現在では用済みとも思えるし、潜水艦に伝令するにはもっと確実な方法があるだろうし、なんじゃろか?

レターK(ペトロパブロフスク・カムチャツキーかららしい)−・− 13.5283MHz


レターM(マガダンかららしい)−− と
レターF(ウラジオストックかららしい)・・−・ の混信 8.4954MHz


スパイ大作戦かい?
そういえば米空軍も短波による一斉通信網(HFGCSW)を構築しているし、最後の手段なのかもしれない。 やだやだ。

あれ!「ニイタカヤマノボレ」もあちこちから一斉送信されたんだった。 使うなよこんなもん。
posted by ぐ at 21:24| Comment(0) | ディープやで

2013年08月06日

短波放送2

何10年か前は短波放送といえば多分に政治的なものであった。 中国や北朝鮮はもちろん、ベトナムもニャンザン(ベトナム共産党機関紙)の論調と米軍に対する戦果の報告ばかりで、西側もヨーロッパではいくつかの反共宣伝放送を一日中放送していた。モスクワ放送はそれほど政治的ではなかったが、ソビエトは別に「自由ラジオ」(Radio Liberty)という宣伝放送を西側ヨーロッパ向けに実施していた。R.Liberty1970[1].jpg現在と違って検閲できない電波の垂れ流しは東西とも無秩序で、出力も1000KWを超えるであろうもので音のつぶしあいの様相もあった。 ウスリー川で中国とソビエトが戦闘になった時も人民解放軍はソビエト部隊を殲滅したそうであるが…ソ連軍の10倍以上の死者が出たのだから殲滅とはウソだったろうな…とにかく短波放送はウソのつきあいであったともいえるだろう。

現在でも数少ないが政治宣伝放送が存在する。お隣では北のラジオはは全てが政治宣伝だが、韓国側も北に向けて専用局2局が電波を出している。下の録音は南から北に向けてのVoice of Peopleという工作放送局であるが、よくわからんが300kmミサイルとか50kmミサイルとかゆーとる。

放送局IDは開始10秒後の Yeogineun joseon nodongja chongdongmaeng-eseo bonaedeurineun inminui sori bangsong-imnida. であるが、何言ってるか????? まぁ韓国なので平壌を火の海にしてやるといった下品なことは言っていないと思うが。。。



”ぐぉー”というバックグラウンド音は北側の妨害電波。普段はもっと強烈で南の音はほとんどつぶされるがこの日は電力不足であったのかもしれない。

posted by ぐ at 16:32| Comment(0) | ふつーのラヂオ

2013年08月02日

短波放送

子供のころ自作のラジオで北京放送が「アメリカ帝国主義は張子の虎」だとか「ソビエト修正主義裏切り者集団」と喚き散らしているのを聞いて…不思議な世界があるものだと感心した。高校のころは当時としては立派なアンテナ(但し銅線は高いのでほとんど針金製)を指向性や波長別に張り巡らしてアフリカを狙ったり、ソビエトのチェコ侵攻を現実の出来事として聞いたりした。R.Prague1969[1].jpgR.free%20europe1970[1].jpgちなみにブラスチラバ(現スロバキア)が占領されて以後はラジオプラハはアメリカの音楽ばかり途切れもなしに放送していたが間もなくインターナショナルが流れるようになった。人の希望より戦車のほうが強かった時代の出来事である。(お隣は今でもそうらしいが) 当時はミュンヘンの英国公園のなかにラジオフリーヨーロッパの送信所があり、ひなが反共宣伝をやっていたが…BCLブーム(1975年ころ?)のずーっと前である。

2年前に受信機とアンテナをセットしたが…各国の海外向け短波放送の多くはすでに消滅していた。そりゃ国の宣伝をするにはインターネットのほうがいいわな。 BBCやVOA(ボイスオブアメリカ)は健在だが放送時間は以前の数分の一ではなかろうか。日本語放送は無くなっていた。 おかげで各バンド(周波数帯)はがらがらで中国語の天下となっている。 NHKも海外短波放送を実施しているが日本から送信する代わりにデータを送って海外の放送局から電波を出している番組が相当の率を占めるようになっている。 BBCやVOAなどはかつては中国やソビエトのジャミング(妨害電波)をよく受けていたが、今は北朝鮮からと思われるもの以外妨害は無くなっている。

BBCアジア向け放送(送信所=ナコンサワン-タイ)


VOAアフリカ向け放送(送信所=ピンヘイラ-ブラジル)
posted by ぐ at 21:17| Comment(0) | ふつーのラヂオ