2013年08月02日

短波放送

子供のころ自作のラジオで北京放送が「アメリカ帝国主義は張子の虎」だとか「ソビエト修正主義裏切り者集団」と喚き散らしているのを聞いて…不思議な世界があるものだと感心した。高校のころは当時としては立派なアンテナ(但し銅線は高いのでほとんど針金製)を指向性や波長別に張り巡らしてアフリカを狙ったり、ソビエトのチェコ侵攻を現実の出来事として聞いたりした。R.Prague1969[1].jpgR.free%20europe1970[1].jpgちなみにブラスチラバ(現スロバキア)が占領されて以後はラジオプラハはアメリカの音楽ばかり途切れもなしに放送していたが間もなくインターナショナルが流れるようになった。人の希望より戦車のほうが強かった時代の出来事である。(お隣は今でもそうらしいが) 当時はミュンヘンの英国公園のなかにラジオフリーヨーロッパの送信所があり、ひなが反共宣伝をやっていたが…BCLブーム(1975年ころ?)のずーっと前である。

2年前に受信機とアンテナをセットしたが…各国の海外向け短波放送の多くはすでに消滅していた。そりゃ国の宣伝をするにはインターネットのほうがいいわな。 BBCやVOA(ボイスオブアメリカ)は健在だが放送時間は以前の数分の一ではなかろうか。日本語放送は無くなっていた。 おかげで各バンド(周波数帯)はがらがらで中国語の天下となっている。 NHKも海外短波放送を実施しているが日本から送信する代わりにデータを送って海外の放送局から電波を出している番組が相当の率を占めるようになっている。 BBCやVOAなどはかつては中国やソビエトのジャミング(妨害電波)をよく受けていたが、今は北朝鮮からと思われるもの以外妨害は無くなっている。

BBCアジア向け放送(送信所=ナコンサワン-タイ)


VOAアフリカ向け放送(送信所=ピンヘイラ-ブラジル)
posted by ぐ at 21:17| Comment(0) | ふつーのラヂオ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。