2013年04月02日

ユーロ圏ボルメット

ヨーロッパ大陸向けの空港気象情報はアイルランドのシャノン空港から1時間単位で一括して放送される。日本では受信困難であるが録音を根気よく仕掛けると時たま明瞭に入感することもある。 音声は This is Shannon Volmet のIDに続いてストックホルム(オランダ)、マンチェスター、シャノン、コペンハーゲンと情報が続いている。(13.267MHz早朝) 夜中じゅう受信状態で信号を探していても無駄なことがほとんどなのでICレコーダーで録音したものを探すのに限る…。
Shanonn Volmet 

ユーロ圏ではイギリス空軍とフランス空軍がVOLMET放送を実施し、フランス軍はアフリカ中心、イギリス軍は国内空軍基地と中東地域の基地が中心である。 こちらはもっと受信が難しい。 録音は This is RAF VolmetoのIDに続いてマスカット-カンダハル-聞き取れないところ-フジャイラ-カブールと続いている…この5分後には信号は消えてしまった。(11.253MHz)

Royal Air Force VOLMET
posted by ぐ at 22:05| Comment(0) | 業務放送局

2013年03月23日

CIS(旧ソビエト)ボルメット

広大な国土を持つロシアとその周辺国を管轄するCISボルッメット(数グループあり)はマイペースのロシア語で空港気象を送信している。 送信局への周波数と時間帯割り当ては10か所以上あるのだが現在多くが休止しているかサボっているかで、現在入感するのはノボシビルスク、イルクーツク、サマラ、タシケント(ウズベキスタン)とシベリア中心で、外にぺトルスブルグ等もアクティブらしいがまったく入感しない。 他の国(グループ)と違ってほとんどは肉声で放送されている。

VOLMETノボシビルスク


唯一英語で送信されるVOLMETタシケント
おい!詰まっとるぞ。訛っとるぞ。
posted by ぐ at 20:33| Comment(0) | 業務放送局

2013年03月14日

中国ボルメット

アジア地域では中国が独立してボルメット放送を送信している。 南北2局で、北京と広州であるが、15分づつの時間割のくせにお互い決められた時間通りには終わらず15分間の最初の方はしょっちゅう混信している。 噂通り南北は仲が悪いのだと思う。

北京ボルメットは当然といえば当然なのだが中国北部中心で、上海・青島・天津・ハルビン・ウルムチ・南京などのほか北朝鮮の平壌空港の気象通報も行っている。 一方広州ボルメットでは厦門・南寧・成都・昆明・武漢などコアな地域を受け持ってる印象である。

周波数は3.458、5.673,8.849,13.285MHzであるが状態が良ければ午後の時間帯から入感する。

北京(0-38")・広州ボルメット(39-75")の音声
posted by ぐ at 20:09| Comment(0) | 業務放送局

2013年03月09日

アジア・ボルメット

東南アジアを中心に主要空港の気象条件を告知するボルメットアジアグループは、シドニー、カルカッタ、バンコック、カラチ、シンガポール、ボンベイで構成されていて、各局5分間の受け持ちで放送されている…はずだがインド・バングラの電波は一度も入感したことがない。 距離は近いので送信されていれば何かしらのメリット(感度)があるはずなのだが、きっとサボっているに違いない。 シドニー・バンコック・シンガポールは予定表通りに真面目に送信されている。

オーストラリア、バンコック、シンガポールの入感音
周波数は2.965,6.676,11.387MHz USB
posted by ぐ at 21:47| Comment(0) | 業務放送局

2013年03月04日

パシフィック・ボルメット

VOLMET(VOice Language METeorological report)は飛行中の航空機に地上の空港の天候や風向きを音声により通知する放送で主として短波帯を使用して送信されている。ほとんどは国際民間航空機関(ICAO: International Civil Aviation Organization=国連の子分)が親分として調整するが、一部イギリス空軍などにより放送される場合もある。

日本は太平洋グループに属し、国内とインチョン空港の気象情報を放送している。太平洋ボルメットは30分一単位として、ホノルルボルメット15分、東京ボルメット、香港ボルメット、オークランドボルメット(ニュージーランド)各5分間での送信を実施している。ホノルルはハワイ地域、アラスカ・西海岸をカバーする。但しアメリカ人はいい加減なので(キッパリ!)しょっちゅう時間無視をして他局との混信を生じさせている。ほんまにいい加減なやっちゃ。

東京ボルメットは韓国のインチョン空港も担当して放送するが、沖縄の那覇空港の情報は香港ボルメットが担当している。おそらく(いい加減な想像だが)返還前からそうだったんだろう・・・周波数は2863kHz,6679kHz,8828kHz,13282kHzでUSBモードである。

PACIFIC VOLMET放送の音声
ホノルル(いい加減そうなトーン)0"-45"
東京(日本人らしく生真面目)46"-1'15
香港(ワンタン食いながら喋ってるんだろうか?)1'16"-1'48"
オークランド(イギリス系の見下した調子)1'49-2'22"

すべてコンピューター合成音であるが…
posted by ぐ at 18:15| Comment(0) | 業務放送局

2013年02月27日

韓国気象庁

ハングルでは気象庁をキサンチョンというらしい…。

多くの人は意外に思うかもしれないが韓国気象庁は短波で音声による天気予報を放送している。多くは海洋気象であるが、韓国語-英語-日本語-中国語の順で行っている。日本人で聞いている人などいないだろうが漁船の乗組員の人向けであろうか。音声はすべてコンピュータ合成ボイス。

台風情報の録音(英語-日本語-中国語、5.8575MHz)


HLL_korea20120814.jpg天気図FAXもほぼ1日中送信されている。
(台風進路予報FAX  독도=ドクトとわざわざ書きよってからに大人げない! 地図の地名はほかに서울=ソウルと제주도=済州島しかない…竹島は釜山より大事なんかお前ら)
posted by ぐ at 23:20| Comment(0) | 業務放送局

2013年02月16日

ラヂオファックス 5 タイランド

HSW_Thai_20121031_7.395.jpgタイ気象庁(Thai Meteorological Department) は短波で気象放送を実施しているが、その中で日に数回はFAX映像も送信する。(コールサインHSW64) 7.395MHzのラジオ放送周波数帯でアンテナ出力は3kw。これが強力中華放送に負けてなかなか見れるようには受信できないのだが…

タイ気象庁は音声でも気象状況を放送している。こっちは業務用周波数帯(8.743MHz=日本では漁業用に割り当てられている)で混信なく割と強力に入感する。(ほとんどタイ語、時たま英語)
バンコックの天気を心配しても仕方ないのだが… 
posted by ぐ at 16:27| Comment(0) | 業務放送局

2013年02月10日

北海道と沖縄 2

ラジオ局の聞こえ方に関しては同じ周波数や近在に混信局があるや否や、出力が大きいか小さいかなどの要素によって聞こえ方を比較する意味で、東京と北海道、東京と沖縄を比較することができるが(北海道の各局のほうが圧倒的によく聞こえる)、こと電波の伝播状況だけに的を絞れば、沖縄(1500km)も北海道(850km)も大差がない。 全国で送信出力が同じ50w(ラジオ沖縄10kwの200分の1)で混信のない1670.5Khzで灯台から送信される海上保安庁の船舶気象通報の東京での受信状態を比較すれば、距離は絶対的な受信状態を左右する要素とは言い難いことが理解できる。 灯台放送では東京からは比較的近い舳倉島灯台(石川県310km)の気象通報はほとんど入感しないし、上対馬(長崎県952km)の電波も受信が難しい。沖縄本島の慶佐次(本島中部太平洋側1500km)は距離の割には明瞭に入感するが、ちょっと遠い宮古島(1840km)はほとんど聞こえない。 ちなみに慶佐次(ロランC灯台)はもとアメリカの沿岸警備隊の施設を海上保安庁が頂戴したようだ=もともと日本なのだからちょいと変かも)

アンテナの方向や電波の輻射角度などの影響で距離に比例して電波の受信強度が変わるということも言えないのかもしれない。

しゃこたん(積丹岬ディファレンシャルGPS局)船舶気象通報 840km


げさし(慶佐次ロランC局)の船舶気象通報 1500km
posted by ぐ at 17:43| Comment(0) | 業務放送局

2013年01月22日

ラジオファックス 4 オホーツク海の海氷

気象庁の気象ファックスは冬になると週に2回北海道北部の海氷の状況も送信している。(WEBサイトではいつでも閲覧できるのであくまで船舶用)

JMH_20130122_7.7931ice.jpg まぁ北海道限定情報のようなものだが、季節感は感じまんな。
 北朝鮮から遼寧省の沿岸も凍るとは知らなんだ。
 おーさむ。
posted by ぐ at 20:43| Comment(0) | 業務放送局

2013年01月13日

ディファレンシャルGPS

船舶の航行にはGPSが欠かせないが近海では漁業のポイント確定やレジャーフィッシング、狭い海域での航行、工事作業などのためピンポイントでの経度緯度情報が必要である。 衛星のGPS信号では精度数10mで地図座標が決定できるらしいが、刻々と変化する補正データを加えると位置情報の精度が1m以下に上がるらしい。 つまり多くの船舶は衛星電波と近海では地上波データを組み合わせて海図上の位置を確認しながら航行しているというわけでんな。 その補正データを送信するのが地上波のディファレンシャルGPS局(電波灯台)から発射されているデータ放送。 

日本では海上保安庁が27局の電波灯台を運用し、おおむね海岸から200kmの海域をカバーしている。使用される周波数はCW(電信)モードで300KHzあたりであるので一般のラジオでは受信できない。 受信音だけ聞いていると怪しげな雑音であるが、デコーダーにかけると刻々と衛星データの補正値が送られているのがわかる…なんだか知らないところでいろんな事やってるのー世の中は。

ディファレンシャルGPSデータのデコード動画(同調、受信、データのデコード開始=DGPS剣先灯台の電波、309KHz13MBあるので時間がかかるかも
-----------

海上保安庁DGPSトップページ
posted by ぐ at 11:26| Comment(0) | 業務放送局