2013年01月22日

ラジオファックス 4 オホーツク海の海氷

気象庁の気象ファックスは冬になると週に2回北海道北部の海氷の状況も送信している。(WEBサイトではいつでも閲覧できるのであくまで船舶用)

JMH_20130122_7.7931ice.jpg まぁ北海道限定情報のようなものだが、季節感は感じまんな。
 北朝鮮から遼寧省の沿岸も凍るとは知らなんだ。
 おーさむ。
posted by ぐ at 20:43| Comment(0) | 業務放送局

2013年01月13日

ディファレンシャルGPS

船舶の航行にはGPSが欠かせないが近海では漁業のポイント確定やレジャーフィッシング、狭い海域での航行、工事作業などのためピンポイントでの経度緯度情報が必要である。 衛星のGPS信号では精度数10mで地図座標が決定できるらしいが、刻々と変化する補正データを加えると位置情報の精度が1m以下に上がるらしい。 つまり多くの船舶は衛星電波と近海では地上波データを組み合わせて海図上の位置を確認しながら航行しているというわけでんな。 その補正データを送信するのが地上波のディファレンシャルGPS局(電波灯台)から発射されているデータ放送。 

日本では海上保安庁が27局の電波灯台を運用し、おおむね海岸から200kmの海域をカバーしている。使用される周波数はCW(電信)モードで300KHzあたりであるので一般のラジオでは受信できない。 受信音だけ聞いていると怪しげな雑音であるが、デコーダーにかけると刻々と衛星データの補正値が送られているのがわかる…なんだか知らないところでいろんな事やってるのー世の中は。

ディファレンシャルGPSデータのデコード動画(同調、受信、データのデコード開始=DGPS剣先灯台の電波、309KHz13MBあるので時間がかかるかも
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海上保安庁DGPSトップページ
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2013年01月09日

チャンネルマーカー

は沿岸警備系の海岸局が、”ここで電波出してますよ”と日柄言い続けているような送信だが、自局のコールサインを延々と送信し続けているだけのもの。 本来は海難通信用に通信周波数を確保し続けるためのものだそうだが…軍用やろほんとは。 送信し続けてるけど返信したら自動的に交信が始まるのかしら? 中国海監船用じゃないかい?

チャンネルマーカー受信音
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2013年01月04日

ラジオファックス3 USA

アメリカでの海洋向けお天気FAXの送信はコーストガードの担当で、NOAA(National Oceanic and Atmospheric Administration = 商務省の下部組織)の気象データを電波で送信している。 国が広いので強い電波を発信しているのかと思いきや、すべて気象庁と同じ小電力ともいえる短波帯の4Kw送信機(TBSの1/25)を使用している。

送信箇所は、Honolulu(Hawaii), Kodiak(Alaska), Pt. Rayes(California), New Orleans(Louisiana), Boston(Massachusetts) の5か所でBostonやNew Oreleansは相当覚悟しないと受信できないか描画しても天気図にならない。 外洋の船舶での受信であれば雑音や障害物もなく遠距離にもかかわらず意外と使用に耐えるのかもしれない。

KVM20120919.jpg子供が描いたとしか思えないハワイ(KVM70)からのサイクロン注意情報…ハワイからこっちは台風、向こうはサイクロンというのかしら?



NOJ_cook_inlet_ice_20121023_8.4571.jpgアラスカ・コディアック(NOJ)からのクック入り江(太平洋からアンカレッジに通じるアラスカ湾奥の入り江)の氷結状況図。 夏なので氷はない。




NMC20120416.jpgカリフォルニアからのNOAA衛星写真(カリフォルニア半島、メキシコ西岸地域)




NMG_Lousiana20121106_8.502.jpgニューオリンズ(NMG)からの天気図。何が何だか判らんが放送開始のCQCQCQ DE NMG NMG NMG(送信開始の国際符号様式)が描画できているのがミソ。




NMF_Boston_20120913_9.1081.jpgボストン(NMF)送信の東部北洋氷結図。9月なので氷はないがドイツ気象庁も同じ図を送信しているのでどうやら国際協定かなんかあるようだ。ボストンの信号はこれ以外受信できていない。





ホンマにひまやろ・・・・・・・・・・
posted by ぐ at 11:38| Comment(1) | 業務放送局

2012年12月27日

乱数放送2

実体が把握されてないスパイ放送とされる乱数放送であるが、国家権力機関の送信かどうかもわかっていない場合が多い。 とにかく裏の通信らしいということしか想像できないが、変わり種として世界中のアマチュアが追いかけている送信にチャイニーズロボットと呼ばれるものがある。DSPを使用して変調されたものを受信側で再びDSPにかけて音声にするらしいが…100種類程度の周波数が確認されているがその時々で2-3のチャンネルを使用するので根気よく探さないと受信はできない。しかし電波そのものは強力で、名前の通りに中国からのものかどうかは判らないが、アジア地域のものには違いない。

VC01(エニグマナンバー)
Chinese Robot とにかく底抜けに不気味である
posted by ぐ at 17:25| Comment(0) | ディープやで

2012年12月25日

乱数放送

昔は中波の600-700KHzあたりは夜になると北朝鮮の乱数放送が日本のラジオ放送の妨害となっていたが最近は聞かなくなった。 スパイや工作員向けの指令や拉致の命令も含まれていたことを想像すると胸糞悪くなるが、今でも乱数放送は世界中で利用されており多くは短波帯を使用している。警察庁も八王子で懸命に聞いているはずであるが、何分すべて秘密であるので実態はわからない。

ENIGUMA(エニグマ)2000というイギリスの乱数放送マニアのグループが世界の乱数放送を整理して番号(乱数放送の固有名詞に相当する)を付けたり、周波数情報を交換しているが、アジアでは韓国、北朝鮮、中国、台湾、ベトナムなどの放送が確認されており、イスラエルのモサドやCIAの電波も確認されている。(実体が把握できないのですべて想定ということらしい)

台湾から出されている乱数放送は、星星広播電台と堂々と局名をアナウンスして**充て指令などとアナウンスの上暗号数字が読み上げられる…あまりに堂々としているので単なる攪乱放送のような気もするのだが…

 V13(エニグマナンバー)星星台オープニングの後に開始のアナウンス、続いて乱数130秒

 V16(エニグマナンバー) 大陸のものと思われる乱数放送(最後に再見と言っている75秒)
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2012年12月08日

漁業無線局

ちょっと大きめの漁業協同組合では無線設備があり、その中でも大きな組合では漁の状況や魚の市況、自衛隊の海上での訓練区域などを放送している。 もちろん非常通信もその目的な大きなものである。

東京でも20か所ほどの漁業無線が入感しているが、今日の仙崎漁業無線局はこんなことを言っていた。(通信内容の第3者への漏えいは禁止されているが、放送ということで…電波法違反ぎりぎりかも
posted by ぐ at 21:13| Comment(0) | 業務放送局

2012年12月04日

NAVTEX

ナブテックスっちゃ、Navigation Telex の略称、航行船舶に航行援助情報を文字で伝えるシステムで、世界中の港湾署で電波を送信している。周波数が518KHzと424KHzに世界中で統一され、混信を避けるため出力は弱い。中国などは気象官庁が短波でも出している。アメリカも沿岸警備隊の管轄で短波送信しており条件が良ければグアムの電波がデコードできることもある。 言語にかかわらず文面の始まりはZCZCZC、終わりはNNNNで統一されている。

nt_900.jpgかつてはNAVTEX受信機がデコードには必要であったが、PCの普及に伴いWINDOWSの管轄下でソフトウェアにより解読できるようになって久しい。(らしい)

日本では海上保安庁(国土交通省)がNAVTEXを管轄しており、那覇、門司、横浜、小樽、釧路から放送されている。518KHzでは英文で、424KHzでは和文で時間を変えて電波が発射される。当地からは通常横浜の電波しか文章にならないが、空の機嫌が良いと時たま釧路がデコードできる。 その他の局は入感すらしない。

navtex_sample.jpg左は北朝鮮ミサイル関係の航行警報。(その他航行障害になる漂流物情報や、人が海中に転落した情報、自衛隊の発射訓練海域情報、気象情報などが放送されている)

NAVTEX受信状況動画

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海上保安庁海洋情報部;http://www1.kaiho.mlit.go.jp/
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2012年12月01日

ラジオファックス2 ドイツ

短波帯の気象FAXでイギリスのGYAはほとんど入感しないのであるが、同じ方位で(320度)距離は300km短く、出力は2倍の20KWでハンブルグから送信されるドイツ気象サービス(Deutscher Wetterdienst)船舶向けFAX放送のDDKは比較的良好に絵になる場合も多い。といっても実用になるかならないかは受け手の感性次第であろうが、夜間は2-30%はデコードできて絵になる。但し、高性能アンテナは必須であるが…

日本で受信した図はすべて斜めに歪むが、ヨーロッパで受信された気象図を検索しても不思議なことに結構な数が同じ角度で傾斜している。アンテナを傾けるとまっすぐになるのかもしれない…うそやで、ウソ

DDK_GER20121023_13.8806b.jpg テストパターン、きれいなのはイタリアで受信されたもの。


DDK20120925_13.8806j..jpgヨーロッパ全体の気象図(どことなく日本の気象庁のものより大雑把である)




DDK20120925_13.8806g.jpg漁業者向けの海面温度図




DDK20120910_13.8806.jpg北極海の海洋凍結図(9月なので極地以外は凍結がなく、地球温暖化で以前はこんなことはなかったそうだ、です)


注;ドイツ気象サービス(気象庁みたいな役所)FAXスケジュール等
http://www.dwd.de/bvbw/appmanager/bvbw/dwdwwwDesktop?_nfpb=true&_pageLabel=_dwdwww_spezielle_nutzer_schiffffahrt_funk&activePage=&_nfls=false
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2012年11月29日

HF-ACARS

ACARS(Aircraft Communications Addressing and Reporting System) っちゃ航空機から管制塔に位置情報をFAX信号で送るシステムで、近距離では131MHZ、長距離用は短波帯(HF)の多くの周波数を利用して運用されている。

HF帯での運用拠点(受信管制)は世界中にあるが比較的近いところのグアム、ハワイ、タイ、サンフランシスコ、クラスノヤルスクなどは夜間ならいつでも航空機からの位置情報送信が受信できる。受信音はピーガァーーーというだけだがこの音をデコードすると飛行機の位置や便名、進行角度などの情報が現れる。 条件が良ければ南米の信号なども受信できたりもするが、安定度がないので飛行機の航跡(複数の位置情報を線で結ぶ)までは難しい。

hdfl001.jpg画像は上海発関空行、中国東方航空729便、エアバスA321、機体番号B-2289、上空とグアムとの2時間弱通信を抜き出したもの。(丸が位置情報通信を実施した地点で、一般表示は飛行機だらけになって何が何だかわからなくなるので1機だけ抽出)

注; 8.927MHz-USB デコードソフトKG-HFDL(フリーソフト優れもの)

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韓国と比較してみれば容易に理解できるが日本は飛行場がやたらと多い…飛行機はいくらでも配備できる下地は出来とるということじゃな…来るなら来てみろアカトンボ!  などと思うのは偏向かいな
posted by ぐ at 21:41| Comment(0) | ディープやで